2018年12月16日日曜日

1月例会

日 時:2019年1月12日(土)午後2時~5時半
会 場:甲南女子大学 管理棟3階 第6会議室

【読書会】午後2時~3時

書 籍:ヨコタ村上孝之ほか編 Policing Literary Theory (Textxet: Studies in Comparative Literature) Brill Rodopi; Lam版、2018
著者紹介:Calin-Andrei Mihailescu, Ph.D. (1956), is Professor of Comparative Literature, Critical Theory and Hispanic Studies at Western University (London, Canada), and a tetra-lingual writer (of academic writings spanning a number of disciplines, of prose, poetry, essay, children stories, etc.). His recent volumes include Happy New Fear! (Bucharest, 2011), “Literary Theory and the Sciences” (ed.; Neohelicon 41.2, 2014), and Matei Calinescu Festschrift (ed., Yearbook of Comparative Literature 59, 2016). His forthcoming books include Deunamor, Afka and Other Positions, An Astrocentric World, Poezoo and One per Year.Takayuki Yokota-Murakami, Ph.D. (1959), Osaka University, is Associate Professor of Russian and Comparative Literature at that university. He has published monographs, translations and many articles on Russian and Japanese literature, including Don Juan East/West: On the Problematics of Comparative Literature (SUNY P, 1998) and Futabatei Shimei (Kyoto: Minerva shobo, 2016). He is currently working on a book on the concept of “mother-tongue” in literature and literary criticism.
報 告:坂中紀夫、ヨコタ村上孝之



【研究発表】午後3時15分~5時15分

講 師:中川成美(立命館大学)
題 目:「林芙美子の放浪性と触角
   ―トラベルライティングへの試み」

講 師:田辺欧(大阪大学)
題 目:「21世紀にブリクセンを読む、みる、感じる
   ―娯楽性に注目して」

司 会:西成彦(立命館大学)

2018年10月11日木曜日

第54回関西大会

開催日時 2018年11月10日(土)
会  場 立命館大学衣笠キャンパス敬学館1階 KG108
〒603-1111 京都市北区等持院北町56-1
大会進行 立命館大学 中川 成美

12:30 【受  付】
13:00 【開  会】
司  会 荘中 孝之(京都外国語大学)
開会の辞 関西支部長 中川 成美

13:00-16:00 【研究発表】

 (13:10-14:10)                       
司会:中川 成美(立命館大学)
1.片岡 真伊(総合研究大学院大学博士後期課程)
アンガス・ウィルソンのみた英訳版『細雪』

2.畠山 香織(京都産業大学)
雑誌『宇宙風』の「日本と日本人特集」について

(14:10-14:20) 休憩

(14:20-15:50)
司会:遠田 勝(神戸大学)
3.茶谷 丹午(金沢大学人間社会環境研究科博士後期課程)
『松山鏡』への小泉八雲の関心について―スペンサー哲学との関係を中心に

司会:西原 大輔(広島大学)
4.道合 裕基(京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程)
田中英光「鬼女」における『聊斎志異』「画皮」の翻案について

司会:川島 健(同志社大学)
5.小田桐 ジェイク(大阪大学大学院文学研究科博士後期課程)
太宰治の作品集『愛と美について』の行方―その形と変化とパラテクスト

15:50-16:00 休憩

16:00-17:00 【講演】
講師:星野 幸代(名古屋大学)
『日中戦争下のモダンダンス―交錯するプロパガンダ』

17:00-17:30 【関西支部総会】
司会:稲賀 繁美(国際日本文化研究センター)

17:30 【閉会】
閉会の辞:西 成彦(立命館大学)

18:00-20:00 【懇親会】
司会:鈴木 雅恵(京都産業大学)

2018年9月3日月曜日

9月例会

日 時:2018年9月29日(土)午後2時から5時
会 場:京都外国語大学4号館4階441教室

【ミニシンポジウム】
題目:『世界イディッシュ短篇選』とその周辺

発表1
題 目:ソ連イディッシュ文学の運命――デル・ニステルを中心に
発表者:赤尾光春(大阪大学非常勤講師)

発表 2
題 目:ベルゲルソンと1920年代ベルリン――「逃亡者」とその背景
発表者:田中壮泰(立命館大学客員研究員)

司 会:西成彦(立命館大学)
コメント:川島隆(京都大学)

2018年9月2日日曜日

会員近著

Yokota-Murakami, Takayuki
Mother-Tongue in Modern Japanese Literature and Criticism
Toward a New Polylingual Poetics
Palgrave Macmillan; 1st ed. 2018/8/9

This book examines how early research on literary activities outside national literatures such as émigré literature or diasporic literature conceived of the loss of ‘mother-tongue” as a tragedy, and how it perpetuated the ideology of national language by relying on the dichotomy of native language/foreign language. It transcends these limitations by examining modern Japanese literature and literary criticism through modern philology, the vernacularization movement, and Korean-Japanese literature. Through the insights of recent philosophical/linguistic theories, it reveals the political problems of the notion of “mother-tongue” in literary and linguistic theories and proposes strategies to realize genuinely “exophonic” and “translational” literature beyond the confines of nation. Examining the notion of “mother-tongue” in literature and literary criticism, the author deconstructs the concept and language itself as an apparatus of nation-state in order to imagine alternative literature, genuinely creolized and heterogeneous. Offering a comparative, transnational perspective on the significance of the mother tongue in contemporary literatures, this is a key read for students of modern Japanese literature, language and culture, as well as those interested in theories of translation and bilingualism.

〔著者による自作紹介〕
「母語」の概念が近代日本文学・文芸批評・言語学などの中でどう機能してきたかを、明治初頭の「国語」をめぐる言説、言文一致運動から在日朝鮮人文学、最近のエクソフォニー文学に至るまで検討し、ネーションと言語の関係の政治性を明らかにし、母語およびネーティヴ・ランゲージとの間の共犯関係を示し、最終的には(モノリンガルなものとしての)「言語」そのものの解体の道を探る。

2018年6月22日金曜日

第54回関西大会 予告

開催日時:2018年11月10日(土)
会  場:立命館大学衣笠キャンパス

《研究発表応募要領》
◎標記大会の研究発表の申し込みを募集いたします。多数の会員のご応募をお待ちしております。
◎発表ご希望の方は、下記事項(1~6)をご記入の上、お申し込みください。
◎なお、発表時間は25分です。

1 氏名
2 所属大学または機関
3 発表題目
4 発表要旨(400字程度。原則として電子メールにWordファイルを添付してお送り下さい。やむを得ない場合のみ、CD-R等を郵送して下さい。)
5 発表言語(日、英、仏語のいずれか)
6 E-mail アドレス

*印刷などの都合上、幹事会の責任において発表要旨の表記を改めることがありますので、ご了承ください。
*申し込み締め切り:7月12日(木)(必着)
*申し込み・問い合わせ先:
「日本比較文学会関西支部事務局」
〒615-8558 京都市右京区西院笠目町6
京都外国語大学・京都外国語短期大学  荘中孝之研究室
Tel: 075-322-6092
E-mail: hikakukansai@gmail.com

2018年6月21日木曜日

7月例会

日 時:2018年7月14日(土)午後2時-5時半
場 所:国際日本文化研究センター
* 会場は当日入り口に掲示します。
* 週末のため、正門は開いていません。北口から入場してください

【読書会】

書  籍:稲賀繁美『日本美術史の近代とその外部』
     (放送大学、2018)
コメンテーター:吉田大輔(大阪府大高専)
        橋本真佐子(立命館大学院生)
内容紹介:感覚と藝術、その臨界へ------。「触れる」ことで作品は紡がれ、「接触」によって思想や文化が「写り/移り」を遂げる。彫刻・陶藝などの立体作品から、建築や翻訳の領域まで、異質なるものが触れあう時に何が生まれるのか。「接触造形」の視点から近現代の藝術や文化を探究し、未踏の領野へと踏み出す。
目次:透視図法の東西:導入にかえて/欧米での北斎評価/エドゥアール・マネの日本/陶藝のジャポニスム/琳派とエミール・ガレ、クロード・モネ/異界接触論:ファン・ゴッホとポール・ゴーガン/天心・岡倉覚三とベンガルの美術運動/東洋美学と西洋:翻訳の問題/海外からの伊勢神宮への眼差し/矢代幸雄における美術の東西:造形の現場と学術/余材と封印:石井鶴三と近代彫刻造形/野口米次郎からイサム・ノグチへ/八木一夫 彫刻と陶藝のあいだ/エル・アナツイと世界の織物/華厳パラダイムと現代美術:まとめにかえて

【研究発表】

講 師:芦津かおり(神戸大学)
題 目:和製『ハムレット』翻案について

司 会:川島伸博(龍谷大学)


2018年6月1日金曜日

日本比較文学会 関西支部 幹事

幹  事:
稲賀繁美、岩津航、大東和重、加瀬佳代子、川島隆
川島健、川島伸博、北村卓、佐伯順子、佐々木英昭
鈴木雅恵、田辺欧、遠田勝、中直一、中川成美
西岡亜紀、西原大輔、橋本順光、彭佳紅、堀まどか
増田周子、溝渕園子、劉建輝

* 任期は2018年6月~2020年5月

2018年4月1日日曜日

4月例会

日 時:2018年4月28日(土)午後2時~5時15分
会 場:大阪大学豊中キャンパス 言語文化研究科
    A棟2階大会議室

【読書会】午後2時~3時

講 師:橋本順光(大阪大学)
書 籍:橋本順光・鈴木禎宏編『欧州航路の文化誌:寄港地を読み解く』青弓社、2017年
内容紹介:明治後期から大正期、そして戦前にかけて発展し、多くの日本人に異文化体験を提供した船の旅=欧州航路。横浜から始まり、上海、シンガポール、インドを通過、スエズ運河を渡ってマルセイユにいたる約1カ月の船旅は、一見すると優雅な観光のイメージがある。
しかし欧州航路は、数百年にわたる西洋の東洋進出を歴史的にさかのぼる旅でもあった。憧れのヨーロッパへの途上、巧みな東洋支配と植民地の現状に驚き、日本と世界の行く末に思いをはせる当時の「旅行記」を、海洋文学として読み直す。そして、欧州航路の産物である哲学者・和辻哲郎の『風土』を補助線にして、船旅によってもたらされた海外のイメージを浮き彫りにし、近代日本の心的な世界像=メンタルマップをあざやかに照らし出す。

コメンテーター:根川幸男(国際日本文化研究センター)


【ミニ・シンポジウム 】午後3時15分~5時15分

発表者:友田義行(信州大学)
    Ryan Cook(エモリー大学)
    禧美智章(立命館大学)

題 目:ミニ・シンポジウム――文学と映画を横断する
趣 旨:2010年の日本比較文学会では「黒澤映画と文学」というシンポジウムが開催され、黒澤明監督の映画とシェイクスピア、バルザック、ドストエフスキーといった、海外文学の「原作」とが比較考察された。異言語で書かれた文学作品の比較に加え、文学と映画という異なるジャンルの比較、または横断的な読解が試みられたのである。
文学から映画、あるいは映画から文学へのアダプテーションは、元の文学/映画を「原作」化させ、両者の比較へと受容者を誘う。近年、文学や漫画の映画化や、漫画やゲームのノベライズが盛んに行われ、研究の場でも文学と映画をはじめとしたジャンルを横断しての比較研究が活発化している。だが、一方でこうした研究自体が不毛であるとの指摘もある。
本シンポジウムでは、安部公房の小説とアニメ映画、洋画からの剽窃が指摘されるムード歌謡映画、宮崎駿と海外童話をそれぞれ取り上げ、文学(言語)と映画(映像・音声)の横断的研究が持つ可能性と問題点を議論したい。

研究発表1
題 目:安部公房のアダプテーション――「魔法のチョーク」の変形
発表者:友田義行(信州大学)
研究発表2
題 目:イメージ及び記憶としての昭和30年代――歌謡映画の形式主義
発表者:Ryan Cook(米エモリー大学)
研究発表3
題 目:物語の変換――「人魚姫」から宮崎駿『崖の上のポニョ』へ
発表者:禧美智章(立命館大学)

2018年1月28日日曜日

会員近著

Calin-Andrei Mihailescu and Takayuki Yokota-Murakami, eds.
Policing Literary Theory.
Leiden, The Netherlands: Brill, 2018.

Policing Literary Theory is an exploration of the complex relationship between literature/literary theory and police/policing.

〔編著者による自作紹介〕
 国際比較文学会文学理論分科会のワークショップを阪大で2014年に開きました。そのときの発表を本にしました。「警察的なるもの」と文学・文学理論の関わりを多面的に探究しようとした論集です。理論的なものと実作の分析編が半分ずつくらいです。話題も時代・地域、さまざまでカフカ、ル・カレ、小林多喜二、サイード、ロトマン、金日成などさまざまな作家、理論家ほかが取り上げられています。ご一読いただけましたら幸いです。

2018年1月15日月曜日

1月例会

日 時:2018年1月27日(土) 午後3時~5時15分
会 場:関西学院大学 西宮上ケ原キャンパス(本部キャンパス)
    第二教授研究館(池内記念館)2F 研究会室2

【書評会】3時〜5時

講 師:西原大輔(広島大学)
題 目:『日本人のシンガポール体験』人文書院、2017年
内容紹介:近代日本の文学・美術における東南アジア表象を考える上で、シンガポールは非常に興味深い場所である。本書は、主に幕末から戦後にかけて、日本人が記録し、文学や絵画に描いたシンガポールを取り扱っている。この海峡都市は、大英帝国の東アジア植民地化の拠点であり、娘子軍などの日本人移民居住地であり、第二次世界大戦中には日本軍の占領地ともなった。文献の徹底調査を通じ、単純な図式化に回収されない個別の事例を積み重ねることによって、日本人によるシンガポール表象の全体像を示そうとした。

司 会・コメンテーター:橋本順光(大阪大学)